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此処は、「スター」が主に好き勝手やっているブログです。 メインはオリカビ。サブで色々やっています。 熱しやすく冷めやすいスターですので。 オリカビはイラストが主。小説はサブです。 日記はジャンルごっちゃです。 変な言葉は何処でも出てくる。 寧ろ、このブログ自体がそんなものの塊です。 だって、私が自由気ままなんだもの。
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あははは!!
前回(っても、かなり前に)書いた小説の続きです!!
クレッドの過去的なものです。
今度は、多少の流血表現らしきもの出てきます。
それでも良い方は、レッツGO!!

そして、今幸せであったクレッドに悲劇の雨が降り注いだ。
何者かによって、クリスタルが襲われて、病院へ搬送されたのだ。
クリスタルの両親は、何者かのせいで、返らぬ人となったのだ。

その出来事を知ったクレッドは、急いでクリスタルが搬送された病院へ向かい、病室に駆け込んだ。

「クリスタルッ!!!」
「ク…クレッ…ド…」
「ッ!!」

クレッドが見たクリスタルは、弱々しく今にもこの世界から消えてしまいそうだった。
それだけ弱っているのだろう。
クレッドは目に涙を浮かべながらクリスタルに向かって叫んだ。

「クリスタル!!大丈夫か!!」
「ク…クレッド…。わ…私は、最…後にあなたを…見れ…て…よ…かった…です」
「死ぬな!!生きるんだ、クリスタル!!お…俺は…。クリスタルのいなくなった世界でどうやって生きていくんだ!!」
「大…丈夫…。私は…死なない…わ。わ…私は…消え…てもクレ…ッドの…傍に…います…わ。だか…ら悲しま…ないで…ね…」
「クリスタル!?冗談だろう?死なないんだろう?消えるって何だよ!!目を開けてくれ!!クリスタルッ!!!」

クリスタルは、愛していたクレッドに見守られて、天に召されたのだった。最後の笑顔をクレッドにみせて。
そして、クレッドへの本当の悲劇の歯車が動き、回り始めるのだった。

クレッドは絶望感と悲しみにあふれた気持ちで家に帰った。しかし、そこでの現実は、悲劇そのものだった。

「ただいま…!?な…何でこんな事に!?ッ!?父さん!!母さん!!返事をしてくれ!!」

クレッドが家に帰って玄関を開けたら、家の中がぐちゃぐちゃに荒らされていた。物がそこらじゅうに転がっていた。花瓶なんかは、粉々に割れていた。
いつもだったら、クレッドが「ただいま」と言うと、母と父が「お帰り」と返事をしてくれるのに、今は何も聞こえない。
今の時間じゃ、寝てるわけも無い。こんなに荒らされていたら、寝てても気付くハズだ。
クレッドは、恐る恐るリビングに繋がるドアを開けた。
その瞬間、クレッドは目を見開き、自分の目に写っているものを疑った。

…。そこには、刃物で刺された父と母の姿があった。しかし、その一帯には、赤黒い液体が水溜りを作り、広がっていた。
鉄のような臭いも混ざっていた。

「ッ!!!うわぁぁぁぁぁー!!!!!」

クレッドは真っ青になって叫び声を上げた。恐怖に襲われ、心の奥底からの悲鳴だった。足は竦み上がり、立つ事も出来ないぐらいに足は震えていた。
クレッドがこんなに恐怖に怯える事など、無かったのに。

「ん?この家にまだ人がいたんだな」
「お…お前は、だ…誰だ!!」

いつの間にか見知らぬ男が、クレッドの後に立っていた。クレッドは、男に向き直った。
しかし、クレッドは怯えていて、立つ事が出来ないので、男がクレッドを見下ろしている感じだ。

「どうせ、今から死ぬってのに、聞いてどうすんだ?…。ん?お前か?ジェル家の娘だった奴と結婚する予定だった相手ってのは」
「ッ!?何故、それを知っているんだ!!」
「知りてぇのか?んなら、冥土の土産に教えてやるよ。ジェル家を襲ったのは、この俺だからな!!」
「な…っ!?」

男はクレッドを見下ろしながら、冷酷に言った。その時、クレッドの瞳は、見開き瞳の置くには、怒りの炎が宿っていた。
クレッドの心は、さきほどの絶望感や悲しみよりも、怒りや憎しみなどが溢れてきた。そしてクレッドは、心の奥で呟いた。

「(アイツを殺してやる!!!)」

と。そして、クレッドは立ち上がり、男を睨みつけた。怒り、憎しみと共に、殺気を帯びた赤い瞳で。
そして、男言い放った。

「お前か。ジェル家を襲い、クリスタルの両親、俺の父さん、母さん…そして、クリスタルを殺したのは!!許さない…。絶対に貴様を許さん!!!」
「ふんっ。そう言ってられるのも、いまのうッ!?グハッ!!!」

クレッドは男に言い放つと、ものすごいスピードで、男の手に握られていた包丁を奪って、男を刺し殺した。

「……。父さん、母さん。クリスタルのご両親。そして、クリスタルのいない世界等……。この俺が消してやる!!!

そして、クレッドは『殺人』と、言う名の悪の道へ走っていったのだ………。



~*~*~*あとがき~*~*~*~
私に文才を下さい。
久々にうpしたなぁ~…。でも、まだ続くんですよ。
どんだけ、続くのやらば…。
温かい目で見ていてください。
文章がおかしかったら、拍手やメールなどでお教えください!!

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