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此処は、「スター」が主に好き勝手やっているブログです。 メインはオリカビ。サブで色々やっています。 熱しやすく冷めやすいスターですので。 オリカビはイラストが主。小説はサブです。 日記はジャンルごっちゃです。 変な言葉は何処でも出てくる。 寧ろ、このブログ自体がそんなものの塊です。 だって、私が自由気ままなんだもの。
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こんにちわ!!スターです!
昨日、高校の入学式でした。疲れたよ。うまく過ごしていけるかな?

まぁ、そんな話は置いといて←
携帯で書いてた小説です。それをパソに送ってこっちに持ってきました。
長いです。かなり。
そして、ボカロ曲が出てきます。
苦手な人はクリックしちゃいけないわよ!!!


“考え過ぎのメッセージ
  誰に届くかも知らないで
  きっと私はいつでもそう
  継ぎ接ぎ狂ったマトリョシカ”
 
何処からか歌が聴こえてきた。俺は、その歌が聴こえる方へ足を向かわせた。
だか、そこから見た光景は、俺を青ざめさせた。
 
『頭痛が歌うパッケージ
  いつまで経っても針は四時
  誰も教えてくれないで
  世界は逆さに回り出す』
 
それを歌っていたのは、空と九鳥だった。
空は分からない事は無い。だが、九鳥は意外で驚いた。
 
はっ?青ざめた理由?いや……。空にまた殺られかけるな……。と、思ってな。
いや。確かに俺は死なないが、あれはあれで疲れるんだよ!
傷を直すのになッ!!
だが、俺は暫くその歌を聴いていた。
 
『ああ、割れそうだ
  記憶も全部投げ出して
  ああ、知りたいな
  深くまで
 
  あのね、もっといっぱい舞って頂戴
  カリンカ?マリンカ?弦を弾いて
  こんな感情どうしようか?
  ちょっと教えてくれないか?
  感度良好  524
  フロイト?ケロイド?鍵を叩いて
  全部全部笑っちゃおうぜ
  さっさと踊れよ馬鹿溜まり』
 
………………。歌、上手いな←
いや。素直な感想だが?
だが、俺が見てる限りでは、納得がいかない空と九鳥。
 
「うーん。何か、イマイチだよね。何でだろう…?」
「本当。何でだ?完璧なハズ何だけどね。何が違うんだろう?」
 
悩んでいる二人の元へ、ロデールがやって来た。食料品の買い物から帰って来たようだ。そばには、今日の付添人だったレイスがいた。
レイス本人は荷物は持ってない。レイスの帽子に宿っている、コクウが持っている。コクウが何かブツブツ言っているか、此処からは聞こえない。
 
「あっ!ロデールとレイス!!あのさ、聞きたい事があるんだけど、この歌分かる?てか、あんた等知ってる?」
「CDあるんだけど、CDプレイヤーが壊れてて聞けないんだよ。こっから、先が分かんないんだよ」
 
流石、空。失礼な事も、ずがずか言うな。
誰だよ。CDプレイヤー壊したの。てか、この基地にCDプレイヤーがある部屋って……。
 
俺の部屋!!
畜生!!結構したのに!!
紅と、夜月が喧嘩するからじゃねぇかよ!!
最近、調子悪いな。とか、思ってたけどよ!
………。てか、あいつ等、俺の部屋に入ったのかよ!?
ああ、もう嫌だ。今度から、鍵かけよう。
勝手に入られるのは、嫌だ。
 
「………。俺は知らんな。こんな歌。大体歌とか、曲に興味ない」
 
レイスは思った通りの答えだった。あいつが知るわけないよな。
だか、ロデールだけは、少し唸っていた。知ってるのか?
 
「ああ。この曲は、初音ミクとGUMIが歌っている曲ですね。マトリョシカ。って、曲でしたよね。知ってますよ。少しなら、歌えますし」
 
はぁぁぁぁぁぁ!?
あのロデールが知ってる!?これは夢だ。そうだ。夢に違いない!!
 
俺はそう、思い、少しだけ頬をつねってみた。痛い。地味に痛い。夢じゃねぇって、事か!?
信じたくねぇ。
 
「マジ!?知ってたんだ!?ビックリするわ。アンタが知ってたなんて。明日、大雨かな?」
「空。それ、超失礼だよ?ロデール、此処からはだけど、分かる?」
 
九鳥は、ロデールに歌詞カードを見せる。
本当に歌えるのか?てか、ロデールって、何でそんな曲知ってんだ!?
 
「此処からか、此処までだったら歌えますよ。では、歌いますか。レイス、悪いですけど、先に荷物をキッチンに運んでおいて下さい」
「ああ。分かった。オラ。コクウ、持て」
『てめぇ……。手が無いからって。ふざけんなよ』
 
ブツブツ言いながらもコクウは、ちゃんと運ぶから良いよな。紅なんかは、逃げ出すしな。
 
「余り、自信はありませんよ?只、知ってて歌える。って、ぐらいなだけであって。」
 
ロデールは、少し恥ずかしそうにしながらだが、歌詞カードを片手に持ち、息を吸い込んで、空と九鳥が躓いてた部分から、歌い出す。
 
「てんづ幼稚な手を叩こう
  わざと狂った調子でほら
  きっと私はどうでもいい
  世界の温度が溶けていく
 
  あなたと私でランデブー?ランデブー?
  あらま飛んでったアバンチュール?
  足取り歪んで1、2、1、2
 
  ああ、吐きそうだ
  私の全部受け止めて
  ああ、その両手で
  受け止めて」
 
ロデールの歌声は、普通の男よりは、少しだけ高い声だった。
全てをまとめて言うと、綺麗で上手い。
そこまで曲とかに興味ない俺は、これ位しか言えない。
 
「此処までしか分かりませんが、これで良いです……か?」
『………。ロデール、歌上手いッ!!/ね!!』
 
空と九鳥は感動と、言うか目を輝かせていた。
ロデールは多少困ったような顔(?)していた。……気がする←
女が聞いたら、美声なのかすら、俺には分からない。だが、男の俺から聞いても、惚れると思う位だった。
サリナがこの場にいなくて良かったな。あいつ、絶対煩い。キャーキャー騒いでたろうな…。
 
「男の私には、これが限界です。それに、此処から先は、分かりません。ですので、他の方に聞いて下さい。では、私は3時のおやつの用意をしてきますから。失礼しますね」
 
そう言って、ロデールはキッチンの方へ向かっていなくなった。
空と九鳥は、ロデールが歌った場所から歌い始めた。
 
その間、俺は、自分の部屋へ行き、亡くたった大事なCDプレイヤーを見に行き、部屋に誰も入れないように、鍵を買いにホームセンターへ向かった。ついでに、電化製品店へも。
 
あれから、二時間位が経過した。俺は、鍵は買ったが、CDプレイヤーは買わなかった。
下見だけだ。
 
部屋のドアに鍵を取り付け、鍵を閉めて、リビングへ向かった。
 
だが、二時間前と同じ場所で、空と九鳥がまだ唸っていた。
まだ、あの曲を歌っていたのか。
 
「あ"ぁぁぁぁぁ!!分かんねぇぇぇぇ!!リズムが分かんねぇぇぇ!!」
「空、落ち着いて!!アタシも分かんないんだから!!」
 
どうやら、ロデールが歌ってくれたあの後からが分からない様だ。
 
「じゃあ、諦めれば」
 
なんて、言って出ていったら、確実に空にボコられて半殺しにされる。そして、一日は痛くて動けなくなる。
それだけは勘弁だ。
 
……………………。てか、これって、一般世間的に言うと、“ストーカー”と“覗き”か?犯罪者だけはごめんだせ。(元、犯罪者が言う言葉じゃない)
 
そこへ、大好きなホットケーキ、十段タワーを、皿に乗せて、嬉しそうにスキップをしながら来たのは、闇紅血空のリーダーだった紅月光こと、紅だった。
スキップするのは、良いが、ホットケーキタワーがグラグラしてる。凄く危ない。
 
「あっ。紅。またそんなにホットケーキばっかり。海にもロデールにも怒られるよ。栄養が片寄りすぎだ。って」
「別に大丈夫だよ。俺、ちゃんと野菜とか肉とか、魚類とか食ってるぞ?」
 
そんな中、分かったのか、青ざめながら九鳥が聞いた。
嫌な予感しかしない。
 
「ねぇ。紅。食べてる。って、言ってたけど………。まさか……その、ホットケーキの中に……」
「良く分かったね。うん。魚とか、野菜とか混ぜ込んであるよ。ロデールとか海にバレないように☆」
 
やっぱりか。なんで、そんなモン混ぜんだよ。不味いだろうが。そしたら、普通に飯食った方が良くないか!?
何処まで、ホットケーキloveなんだよ!?
 
「てか、お前ら、何か悩んでたよな?何で悩んでんだ?」
「ホットケーキバカなあんたに言っても分かる分け無いでしょ。何でも無いよ。はい。あっち行って、ホットケーキに愛でもほざいてろ」
「ちょっ!?空!聞くだけでも良いから、聞いてみようよ!!ねぇ、紅。マトリョシカ。って、知ってる?此処から何だけど……」
 
九鳥は、さっきから悩んでた曲の歌詞を紅に見せていた。
紅は、ホットケーキを頬張りながら、歌詞を見ていた。
 
「ふぉふぇ、ふぃっふぇひゅひょ」(解読不可 
「うん。その、口の中に入ってる、お前の愛してるホットケーキを呑み込んでから話せ」
紅。また、そんな事してると、海とロデールに
『行儀が悪い』
って、怒られるぞ?
 ごくん。と、食べていたホットケーキを呑み込んだ紅の口から出てきた言葉は……。
 
「俺、知ってるよ」
「はっ?ごめん。もう一回言って。Please say it again.」
「何で、英語で聞き返すんだよ。俺、知ってる。って、言ったんだよ。」
 
…………………………。驚いた。紅までが知っているとは。まさか、この基地で知らないのは俺だけ?いや。大丈夫だ。レイスも知らなかったし。
 
「嘘ぉぉぉぉ!?ホットケーキの事しか、知らないと思ってた紅が!?ありえないッ!!」
「空。それは、紅を誉めてるの?侮辱してるの?」
「侮辱に決まってんじゃん」
 
最低だな。まあ、俺もそう思ってたから、人の事は言えないんだがな。
 
「ロデールに歌って貰ったのが、此処までだから、この先全部分かる?」
「ああ。分かるぜ。こっから、最後まで歌えば良いんだな?よし、歌うか。取り敢えず、ホットケーキご馳走様でしたっ!!」
 
手をパンッ。と、叩いてから、前にロデールが歌った次から歌い始めた。
 
「あのね、ちょっと聞いてよ大事なこと
 カリンカ?マリンカ?頬を抓って
 だってだって我慢出来ないの
 もっと素敵な事をしよう?
 痛い痛いなんて泣かないで
 パレイド?マレイド?もっと叩いて
 待ったなんて言って待って待って
 たった一人になる前に
 
 あなたと私でランデブー?ランデブー?
 あらま飛んでったアバンチュール?
 足取り歪んで1、2、1、2
 酔い潰せ  歌い出せ  今日もほら
 継ぎ接ぎ狂ったマトリョシカ
 
 もっと一杯舞って頂戴
 カリンカ?マリンカ?弦を弾いて
 こんな感情どうしようか?
 ちょっと教えてくれないか?
 感度良好  524
 フロイト?ケロイド?鍵を叩いて
 全部全部笑っちゃおうぜ
 さっさと踊っていなくなれ
 チュ  チュ」
 
紅の歌声は、ロデールとはまた違った。まだ、少しだけ幼さが残った声だった。
 紅の声を聞いて、俺以外の闇紅血空メンバーは、歌が上手い。と、言う事が分かった。
 
最後まで聞けて嬉しかったのか、空と九鳥は凄く喜んでる。
まあ、完成したなら、良いんじゃねぇ?
 
そう思い、部屋に戻ろう。と、後ろを振り向くとそこには………。
 
「ギャアァァァァァァァァァァァァ!?」
「何ですか。私が化け物みたいじゃないですか。こんな所で何してるんですか。クレッドさん」
「ロ………ロデールッ!?ビックリすんじゃねぇかよ!!急に後ろに立つなッ!!」
「クレッドさんが、私の方を向く、5分前には既に此処にはいましたよ?」
 
ああ。そうですか……。
そう、言って俺は部屋に戻った。
なんか、今出てったら、空に殺されかける気がするので、さっさと逃げ帰った。
 

その後、勘は的中し、空が俺の部屋に来たそうだ。だが、俺は、雪夜狼電海の基地に逃げていた。
 
あとがき
 
つ…疲れたorz初めてだよ。こんな長い短編書いたの。まぁ、歌詞が入ってたからね。しょうがないよね!!←
 オリカビの世界でも、VOCALOIDは、有名。と、言う事が言いたかった。
 私の頭の中じゃあ、オリカビ界のボカロはこっちの現実のボカロキャラを、球体化させたもの。になるか、普通に人形(こっちと同じ)にするか。だね。


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